< 撮影機材 LEICA m10R BP APO-SUMMICRON-M 35mm f2 >
すっかりご無沙汰してしまいました・・・(-_-;)
ブログのことも気にはしていたのですが、
この夏の初めくらいからずっと母が体調を崩していて、忙しくしておりました。
家族の具合が悪いとなんとなく気持ちがおろおろして、落ち着いて何かに取り組めなくなるのは、
これは私の性分かもしれないです。
長いお休みでご心配くださった方もいらしたので、本当にいつも気まぐれで申し訳なく思っています。
そんなこんなで、実のところ、母はまだあまりよろしいい状態でもないのですが、
サイトの方もあまり放置しておくのはなぁというのもあって、久しぶりの投稿です。
ブログを休んでいたこの4か月あまり、たまには写真も撮っていたし、
新しい機材も少し増えたりしていました。
その中でも目玉は、今日のレンズ、アポズミ35mm。
LEICAに受注してから、実に1年8か月かかってやっと手元にとどきました。
コロナもあったりして、ずいぶん生産が遅れているようです。
ただ、待つのはHasselで慣れてるから・・・(笑)
LEICAもHASSELも、気を持たせて待たせることに関してはどちらも一歩も引けを取らない感じです。
そんなに待たされてても私がこのレンズがどうしても欲しかったのは、
ライカのレンジファインダーとしては最短の、30cmまで寄れるという特性からです。
本当にLEICAを使っていると寄れないストレスは避けられなくて、
だからこのレンズは、手元に届くのが本当に待ち遠しかった。
すごく使いやすくて、自分のイマジネーションに沿って撮影ができるので
基本、M10に付けっ放しのレンズになりそうです。
といっても、まだあまり使えていないのですが・・・・
さて、今日の被写体は、我が家のリビングの片隅にあるビー玉君です。
ビー玉って、なんの役にも立たないのですが・・・なんだか好きで、見つけるとすぐ買ってしまいます。
キャンディーみたいに丸いつるんとした形も好きだし、
透明なガラスの中に浮き出したミステリアスな模様も、ずっと眺めてみたくなったりします。
なにより、「なんの役にも立たない」ところがなんとも言えず愛おしかったりします。
トンボ玉も同じに大好きで、自分でも作ったりします。
ガラスを熱してまん丸くするのは意外に難しくて、色ガラスを溶かして模様を作る時にタイミングとか
何かに使う訳ではないただの丸いガラスの玉なのに、結構気を使って工夫して作ります。
お宮の縁日に必ず出ていたラムネ屋さんの瓶の中のビー玉は、絶対に取り出せないだけに憧れだったなぁ。
ラムネのビー玉はシンプルな青ガラスだったけど、独特の魅力があったから。
窓辺に置いたビー玉は、日差しが射すとそこだけに小さな夢の世界が広がって、
日常の疲れた心をほんわかと包んで癒してくれます。
ん? 「なんの役にも立たない」ビー玉も、ちゃんと役に立っているようですね。
夏の間に撮り溜めていた写真をぼちぼちと投稿しようかと思っています。
またよろしくお願いいたします。