< 撮影機材 Leica M10-R BP Tri-Elmar-M 16-18-21mm f4 >
今日の写真は、本当は昨年アップしようと思っていたストック写真です。
昨年1月29日に投稿した「海辺の街へ」という記事
で、父がスケッチに訪れていた神奈川県網代に宿をとった話を書いたのですが、
その時に、宿のテラスから大島をバックに日の出少し前の相模湾を撮影したものです。
時々思うのですが、写真って二次元の世界に風景を閉じ込めてしまうので、
ちょっとその裏側を覗いてみたくなったりしませんか?
この写真の右端は伊豆半島の東側で、岬みたいに写っているのはゴルフ場のある川奈の辺り
海の上に帽子みたいな形で浮かんでいる小さな島は手石島といいます。
この部分をクロップして拡大するとこんな感じ
日の出前なので暗いけど
手石島の向こうの東伊豆の丘の上に川奈ホテルの建物がちょっと見えていますよね。
そして、手石島の右手に見えるこんもりした出っ張りの辺りは伊東と川奈の中間くらいの場所なのですが、
その先端に汐吹公園という公園があって、そこに相模湾を見渡す展望台があります。
その展望台から以前に撮影した写真があるのを思い出しました。
3年前の撮影です。
それがこちら ↓
< 撮影機材 Hasselbld X1D 50C Hasselbld XCD 35-75mm f3.5-4.5 >
わかります?
反対側から見ているので、手石島の形が反転していて裏返しでしょ?
向こうに見える一番近い陸地が、今回の朝焼けの写真の撮影場所です。
対岸の浜辺は宇佐美の辺り、網代の港は向こう側の湾の中なのでここからは見えていないのですが、
私の泊まった宿は山のてっぺんだったので、
対岸のなだらかな丘の凹凸の、一番海に近い先端の「ぽこ」のあたりです。
東伊豆と網代が3光年くらい離れていたら、
望遠レンズの向こう側に、こちらを向いて撮影している「私」と出会えたりするのにね。
裏側の世界の私に・・・・